縄文時代の綱島は?

先週は、相鉄・JR連絡線について触れたが、今度は相鉄・東急連絡線。

基本、ツイッタで呟いたままなのだが、ここでは追加情報をご提供する。

綱島駅北東・東横線の海側を走る綱島街道沿いに、急な石段がある。102段の石段を登ってみると、「綱島鎮守 明神社」という石碑が。

上からは、線路が良く見える。登ってきた石段を上から見下ろすと、ほとんど垂直に見えるぞ。

昔は、線路山側の丘陵とつながっていたのだが、東急線建設時に開削されたらしい。3Dマップで表示すると、黄色の↓の部分だ。

この付近、平地にこのような丘陵がところどころにあるんだな。その幾つかを新幹線も貫いて走るが、縄文海進の頃は、実際に海に浮かんだ島だっただろう。松島 のような風景が広がり、今なら間違いなく景勝地になっていたはず。三浦半島と、房総半島(海進が最大だった頃は島だったはず)に遮られた、遠浅の静かな海が広 がっていたことだろう。縄文人達は船を浮かべて、ふんだんに海の幸を得ていたに違いない。

見てみたかったなあ。

F。

運行開始から約2年半が過ぎた、〝Fライナー〟。英語の ‘the F word’ を想起するため、何じゃそりゃ感があったのだが、年を追うごとに定着してくるのは、時々乗ってみると分かる。

登場当初は、東武側から乗れば和光市で、西武側からなら練馬で、かなり下車して本線系の列車に乗り換える乗客が多かったが、今では乗客の入れ替わりが少なく なった。池袋で下車する人は、当然ながら僅少。東武・西武線から乗り通し、新宿三丁目や渋谷で下車する人が多い。東武・西武から東急線まで乗り通す人はさすが に少数派に見えるが、その一方で、地下鉄副都心線からの乗客は、かなりの数が東急まで乗り通している。

列車種別は、西武線直通のものは途中で2回変わる。横浜高速(みなとみらい線)・東急線内は〝特急〟。

同じ列車が東京メトロ線内に入ると〝急行〟

さらに西武線では、〝快速急行〟となる。

乗客が最も少ないのは横浜高速線内。北行きに乗ると、横浜からどっと乗客が増える。

中国の三角(2)

上海の西。高速列車のうち、京滬高速鉄道および滬寧都市間鉄道の列車(2017年7月31日2017年8月4日)は、上海駅か、或いは空港併設の上海虹橋駅のどちらかに発着することが多いので、この付近で走行ルートが代わり、相互 に分岐する。ただし、上海と杭州を結ぶ滬杭高速鉄道の列車は、上海駅を起点とし て上海虹橋駅にも停車する例が多い。このサービスのため、上海駅と上海虹橋駅を短絡するルートも必要となる。というわけで三角線となる。

上海虹橋駅から西へ向かう線路は、すでに同駅から京滬高速鉄道および滬 寧都市間鉄道それぞれへ向かうべく複々線になっている。三角形の左側角の部分は、京滬高速鉄 道滬寧都市間鉄道が、互いに平面支障することなく相互に行き来できるジャン クションも兼ねているので、配線は大変複雑である。設計者は、さぞ楽しかっただろう。このジャンクションを構成する分岐器の分岐角度を考えると、列車はあまり 速度を落とさずに通過できると思われる。

せっかくだから、またの機会にこの左側角を拡大してみようと思う。

地中深く/ここはどこでしょう(89)。

昨日JR東海より中 央新幹線品川・名古屋間の大深度地下使用の認可を受けてとの報道発表。いよいよ大都市部地下で工事が可能となる。認可したのは国交相だ。

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前回は羽前千歳。前々回の隣という、思い切ったことをした。

今日のお題。

 

類い希なる配線。

羽沢横浜国大駅の直ぐ東側で、相鉄JR直通線と、相鉄東急直通線が分岐する。

左下が駅。構造物の下に隠れて見えないが、そこに分岐器が挿入されている。

上写真に解説を入れてみる。

施工中の部分を拡大。

要は下のようになっている。

併走する複線の一方から複線が分岐し、他方へ合流する。平面支障はない。ツイッタでこの配線について呟いたら「他に例がない」とのリプライをいただいたのだ が、そうなのかな・・・?あるようで無いかも。うーん、言われてみると、ちょっと思いつかない。

外側線がトンネルに入る。

相鉄・西谷駅の東側。外側がJR直通線。高度を下げて行く。

上り線・トンネルに入る。

下り線・トンネルから出る。信号ケーブル等も敷設済に見える。

上下両方が入るアングルにすると、軌道面が見えない。ここは西谷駅東側の歩道橋なんだけど、仕切りの背が2メートルを越える高さなので、そのままでは軌道面 を覗けない。なので、カメラを持った手を思いっきり伸ばしてシャッターを切っている。身長170はないと苦しい。

新しい分岐駅。

相模鉄道西谷駅。来年下期開業とされる相 鉄・JR連絡線が分岐する駅だ。

海老名方には、上下線間に引き上げ線2線が設置された。

西谷駅は、元々2面4線だったが、工事の影響で外側2線を休止し、内側だけで運用していた。現在、外側をJR直通線専用とすべく、配線変更と新線路設置が進 行中である。

納得いかない矢印/クロスシートあるんだ。

横浜駅通路。うーん、この矢印の向き、納得いかないんだが。

だってほら、同じ通路を進むとこうなるんだよ。

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そういうわけで、相鉄に乗る。何十年ぶりだろう?なんかカッコいい電車居る。

クロスシート車あるんだ。

31 out of 38/世界標準へ近づきたい。

先日、北海道新幹線延伸区間の工事進捗状況について触れた(2018 年10月10日)。着工あるいは着工準備中の工区数は31。全てにトンネルが主体の区間である。トンネル掘削が主体の区間 は、全部で38工区と推定される。延伸区間のほとんどがトンネル区間であることを考えると、意外に進んでいるのかもしれない。

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JR東から、こんな報道発表も。

日本人の年寄りが耳にしたら眉をひそめそうだが、このような対策を進めないできたことが、日本を再び後進国へ転落させたことを、肝に銘じる必要がある。

「なにが後進国なのか!」だって?いいか、ここでは敢えて、ポリコレ棒は振り回さないし、その必要すらない。

人間を、その属性だけでふるい落として人的リソースを無駄遣いしているような国が、先進国なわけねえだろ?至極単純。人を差別するだけで、どれだけのムダを 生じているのか、少しは理解すると宜しい。

少々話が広がるが、「差別コスト」という概念がある。紹介したい。