「日本人男性の風俗利用率が4割」というツイートがTLに流れているのを見かけたのだが、元ツイを捕捉し損ねたので調べた。独立行政法人 国立女性教育会館による調査結果である。
元調査データが見つからず、同会館が一般広報用にまとめた文書を発見。
そして、上記と同じタイトルの別文書。副題が最初の一歩は「知ること」から。
4割とは驚きだ。これで思いだした事がある。
読売新聞は2018年10月18日、下のような見出しの記事を掲載してネットで炎上し、当該の記事のウェブ版だけ削除することとなった。
「女子中高生に横行するパパ活で性被害も「警察に見つかってよかった」
このタイトルのどこが問題かお解りだろうか?女子中高生は未成年であり、一方的な保護対象であるべきにも関わらず、読売は彼女達を非難する一方で、〝買う方〟の男性の存在を透明化するようなタイトルを付けたためである。大手メディアの〝偉い人たち〟も、ほとんどが男性。その男性の多くが買春経験者。そんな男女不均衡が背景にあるのだから、臆面も無くこのようなタイトルを付けるのである。海外なら、こんなふざけた見出しは許されず、上層部に責任が及ぶはずだ。読売は、せいぜい恥を知るがいい。
風俗経験率などという卑近な話題はともかく、上記の調査の元タイトル
「人身取引」と「女性に対する暴力」をなくすために
という言葉をもう一度噛みしめたい。そう、私は男性の多くを敵に回すことになる。ケンカ上等じゃねえか。別に今に始まったことじゃねえよ。タバコもゴルフも拒否してきたから、男性の親友は数えるほどしか居ないんだよ。別にそれで問題はない。