新鳥栖〜武雄温泉のフル規格新幹線着工に目処が立たず、当面は在来線特急との乗換駅となる武雄温泉駅。まさに新潟駅の5番線/〝乗換ホーム〟と同じように、在来線特急の新幹線側にホームを設け、対面乗換を可能にするよう、既に図面も公表されている(→長崎県による暫定開業合意文書添付資料)。
ところが一昨日、JR九州社長が会見で妙なことを口走った。いや、メディアが社長の意図を汲み取らずに意味不明な記事を書いたのかもしれない。曰く、
「高架と高架(の高さ)をうまく合わせることができないかと協議している」(佐賀新聞・長崎新聞)
ええっ?そんなの大前提じゃ無かったの?今さら高架橋の高さが合わないからどうしよう と思ってるとか、あり得る話なのだろうか?たしかに、元々はフル規格が前提で、対面乗換は〝降って湧いた話〟なので、高さが合わない設計にしていても不思議ではないのだけど。
対面乗換の利便性をアピールするため、単に社長が徐々に手の内を明かす芸を披露しているだけなのかもしれないが、不安をそそる。
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JR九州と言えば、グループ中期経営計画2019-2021が公開された。