最初のトンネル。

新函館北斗駅から札幌方へ向けて、まだレールが敷設されていない路盤が伸びている。その延長線上の山にぶつかるところが、渡島トンネル村山工区である。本坑の坑口が、こちらを向いているのがわかる。

『スーパー北斗』に乗って急勾配を登り始めると、すぐ脇を通る。

東京起点 824.6km付近。

!備忘録 360km/h試験/「のぞみ」12本運転(更新予定)

JR東海よりN700S確認試験車による速度向上試験について。5月中旬から約1ヶ月の間、米原〜京都間で360km/hまでの速度向上試験実施。

もう一件は東海道新幹線のさらなる輸送サービスの充実について。こちらは来春のダイヤ改正の件。700系の駆逐が完了し、全列車の285km/h運転が可能となるのに併せ、『のぞみ』を1時間当たり最大12本運転するという。

道幹進捗状況。

北海道新幹線延伸部の工事進捗状況(4月1日現在)

地上区間は発注されていないので、工事進捗=トンネル となる。掘削済延長28.297km。履工済部分は15.092km。トンネル履工完成部分を土木工事完成とみなすと、北海道新幹線延伸部の土木工事完成率は、7.13%である。

それは無理な相談だ。

新幹線西九州ルートは、与党検討委の中ではフル規格一択に傾きつつあるらしい。それは当然の判断だが、沿線負担の問題が立ちはだかる。

そりゃ、長崎県に払わせるのは無理だろう。佐賀県も長崎県も、今までのところ従来の原則を主張しているだけである。関係者は当然、別の手段を模索中のはずだ。