新しい電気式気動車。

JR東日本新潟支社が、「SLばんえつ物語」号運行開始!新津駅でお祝いのイベントを開催します!と報道発表。

実は、同発表のタイトルとは異なる内容も含まれており、そちらの方が興味深い。電気式気動車GV-E400系デビューのニュースだ。8月19日から運転開始するそうだ。当初の投入区間は磐越西線(新津〜馬下)と羽越線(新津〜鼠ヶ関)。順次キハ40を代替していく。

羽越線には、新津口でキハ120の単行気動車が走ってる。

GV-E400系は、これも代替していくのだろうが、両運転台対応になっているのか気になった。

調べてみると、2両固定の片運転台GV-E401形 ・GV-E402形のセットと、両運転台のGV-E400形があるそうだ。なので、「もはや〝列車〟ではない」運用も代替可能だ。

JR東が運転を拡大させてきたハイブリッド車両と異なり、GV-E400系は純粋なDECだ。走行音はどんなだろう。少なくとも起動時のインバーター/モーター音だけ、ということが無いのは明らかだが、今から楽しみだ。

新型車両は付属編成専用。

JR西日本特急「はるか」へ新型車両を投入!と報道発表。

新形式は271系で3連6本を投入。

「3連」だけ?と驚いたのだが、つまり現行の281系へ併結して使用するのが大前提らしい。新型車両だけでは運転されない、というのは面白い。

路面電車、岡山駅直前に乗り入れへ。

先月24日、路面電車乗り入れを含めた岡山駅前広場のあり方検討会第8回検討会が開催され、岡山電気軌道の岡山駅前広場への直接乗り入れが決定された。周囲のデザインは今後検討するようだが、今まで道を渡ったり地下道を通らないと電停にアクセスできなかったのが、劇的に改善することになる。実に喜ばしい。

上記の「資料1」より。

それにしても、熊本市電や長崎電軌をここまで駅舎に近づけられなかったのは残念だ。

水素電池鉄道車両。

JR東日本水素をエネルギー源としたハイブリッド車両(燃料電池)試験車両製作と実証試験実施についてと報道発表。

道路を走る車についてもしばしば言及することだけど、これって〝国策〟に従ったものだよね?「水素社会」なんて如何にも未来的な標語を作ったけど、水素をわざわざ発生させて充填するメリットは今のところほとんど無い。エネルギー効率的にも得るものは無いだろう。今まで通り、何らかの方法で電気を起こして車上か沿線に貯めて使うので、一向に問題ないじゃないだろうか。