少しずつでも改良。

JR西定例社長会見。「JRゆめ咲線の輸送力強化・混雑緩和」対策として、西九条駅の配線を改良することに注目した。

梅田貨物線と環状線が合流するのが同駅だが、貨物線から出入りする関空特急『はるか』などは、今まで必ずゆめ咲線の4番線を経由しないと天王寺方面に向かうことができない配線になっていた。そこで野田方に平面渡り線を挿入し、4番線を経ること無く、環状線外回りを支障しつつも(そこは今までも同じ)、西九条駅手前で環状線内回りに転線することを可能とする由。これで、ゆめ咲線の列車本数を、従来の9本/時から12本/時へと増強することが可能となる。来年中に実施するとのこと。

まあ、なにわ筋線ができれば要らなくなるのだけど、実際はいつ完成するか分かったものじゃなし、できる所からやろう、ということ。JR西はこのあたり、いつも抜け目がない。