富山駅連続立体化事業のうち、あいの風とやま鉄道部分の高架化が完成したので、路面電車南北接続事業が進捗し、2020年3月21日に念願の直通運転開始が決まった。
事業形態は、富山ライトレールが富山地方鉄道に併呑される形だ。言うまでもないが、利用者の視点では2社の相互直通運転という形よりも、このほうが望ましい。運賃を分割されては割高となり利用も進まず、何の為に接続したのか分からなくなってしまう。
この経営上の変更については地元紙に広告が掲載されたらしい。ところが両社の公式HPは、未だにこの件については一切触れず沈黙したままだ。両社にとっては〝一大事〟のはずだが…
一方、大々的に宣伝しているのは富山市だ。専用HPまで開設しPRしている。
事業を誰が主導したかを考えれば、分からなくはないな。