遠浅の海 遙か/飲み物。

なんでこれが品川名物かって言うと、

遠浅の海だったから。落語〝品川心中〟で、宿場の花魁が客を道連れに海に飛び込もうとしたが、膝までしか水が無くて死ねなかった、ってのもあったな。

鉄道創業時の陸蒸気も、高輪の部分は、海中に築堤を建造して走らせたわけだ。海が浅いから短い期間で完成したのだ。仮にタイムスリップできたら、最も見てみたい風景の一つだ。

話を弁当に戻すと、アサリ、シジミ、青柳(小柱・バカ貝)、ホタテが入ってる。ホタテは東京にそぐわないが、花を添えたのだろう。

さて、5時間走った先の博多駅の某所で、ラーメンではなく うどん を食す。北部九州のうどんは、絶対に美味いし安い。タモリさんも「あれは飲み物だ」と言っていたが、コシが無いけどダシが上品で素晴らしい。ゴボウ天も定番だが、これで480円。

違和感あるかもしれないが、恐らくうどんの原型に近いんじゃないかと思う。そういう物だと思って、食べて見て欲しい。

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