自然との(悪い)関わりあい方

阿賀野市・旧水原町の瓢湖。一定年齢以上の日本人なら教科書で習ったと思うが、〝白鳥の湖〟である。

湖とはいえ、人造の貯水池であり、周囲の水田を潤すのが役割であったそうだ。

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この時点に於ける白鳥の飛来数が書いてある。

ところで、ここに多くの白鳥が飛来するのは昭和30年代に餌付けしたからだと初めて知った。教科書でしっかりお勉強していれば、そう書かれていたのを記憶していたかもしれない。

ご覧のように、ハクチョウも他のガン・カモ類(写っているのはオナガガモが多い)も、人が近づくと寄ってくる。餌付けするのは野生動物との好ましい関わり合い方ではない、と今では誰もが理解していると思うが、昔はそんな不適切事例が教科書に載ってしまったわけだ。