雪を吹き飛ばす風?

先日の富士山。

宝永火口を挟んで左側(概ね西側)に積雪が少なく、東側だけに積雪が見られる。

この直前、強い冬型の気圧配置になったので、季節風が雪を吹き飛ばしたのだと思う。実際、冬型が強い日に富士山を見ると、雪煙に包まれ、東側にたなびいている。

新特急爆誕/口永良部島再噴火。

東武鉄道が、3月16日(土) 東武東上線ダイヤ改正 東上線に新種別「川越特急」が誕生しますという報道発表。

週末のみ、運転本数は僅かだが、仕様車両は予想通り50090系をクロスシートモードで運行。池袋〜川越間の途中停車駅は、朝霞台のみだ。

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口永良部島が再噴火し、火砕流が1.5km流れ下った。噴火警戒レベル3の想定内ということもあるのか、気象庁本庁からは、特に報道発表はなかった

活火山。

東側から。

南側から。

誰もが知ってる浅間山。しばしば噴火していることも知られているし、歴史の教科書には「天明の大噴火」も載ってると思う。でも、そんなのは序の口。人類が日本列島に住み始めて以降、さらに大規模な噴火が何度も起きている。

早川先生作成の浅間火山の噴火史表をご覧いただきたい。天明の大噴火は表の一番上。0.217kaとは、「0.217千年前」、つまり(西暦2000年から)217年前を意味する。「規模」は噴出したマグマの総重量を対数で表す。噴火マグニチュードとも言われ、「log(噴出マグマ質量kg)-7」で表される、早川先生提唱の値だ。天明の大噴火では「4.5」、すなわち1.0×10の11.5乗kg、すなわち約3億2000万トンのマグマが噴出したのだ。地震のマグニチュードとは違い、噴火マグニチュードは1大きくなると噴出物総量は素直に10倍になるので、感覚は掴みやすい。上表からは、規模(噴火マグニチュード)5を越える噴火が、平安時代後期の西暦1108年を含め(天仁の大噴火)、過去何度も起きていることが分かるだろう。

まあ、日本はそういう国だから。今まで何度も触れたが、国土喪失を含む規模の破局噴火でさえ、想定内である。問題は、国民がそれを意識していないことである。

第2四半期決算/座席未指定券ver. 2/雪が減った。

JR本州旅客3社が第2四半期決算を発表。

JR東: 第2四半期決算短信第2四半期決算について。新幹線の輸送量(人キロ・以下同じ)は前年同期比+0.9%。

JR海: 平成31年度3月期 第2四半期決算短信。新幹線の輸送量は前年同期比+2.2%。

JR西: 2019年3月期 第2四半期決算短信決算短信補足資料。新幹線の輸送量は前年同期比+1.3%。

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JR東から、中央線特急に新たな着席サービスを導入しますという報道発表。要は常磐線特急『ひたち』『ときわ』でも導入されている〝未指定券〟のような制度を導入するということ。指定の有無は、座席上のLED3色ディスプレイで示すのも同じ。

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既視感/富士山冠雪。

東急東横線の綱島駅。へえ~、バスターミナル、こうなってるんだ。

この入出庫の様子を見て、真っ先に思い出したのが、新潟駅前であった…

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冠雪している標高をざっと知るため、宝永火口の各所を地形図から読み取り、おおよその数字を入れてみたのが下。

今日の富士山/中池見湿地フォローアップ委員会(3)/来四半期に軌道敷設発注。

 

台風一過。

次に低気圧が通過したら冠雪かな。

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第3回北陸新幹線中池見湿地付近モニタリング調査等フォローアップ委員会議事概要。深山トンネルの工事が始まるので、具体的な影響評価法の詰めに 入っているようだ。

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10月になったので、鉄道・運輸機構の発注見通しが更新された。北陸新幹線の軌道敷設やスラブ作成は、来四半期に発注予定であるのは変わらない。レールも水揚げしたしね。