明かり区間約7km。

新幹線西九州ルート・大村市内の福重高架橋工区。長崎方に向かい、25‰降り勾配が終わるあたりから、大村車両基地の手前まで。

工区内に「よし川橋梁」という橋脚スパンのやや長い構造物がある。川を斜めに渡るので。

工区南端付近の、郡川橋りょう。大村線(手前)と併走を始めている。

このすぐ右(南)が、大村車両基地になる。

ルートは、松原トンネルを抜けてから大村市街を走るが、この間の明かり区間は7km弱になる。列車に乗ればあっという間だが、トンネル区間が当たり前だと、この距離でもかなり長く感じる。

ダイヤもわからんのに/次の駅。

新幹線西九州ルート・武雄温泉〜長崎間の建設に伴い、連絡する在来線特急の走る肥前山口〜武雄温泉間を複線化する予定だったが、鉄道・運輸機構が複線化部分を短縮した計画の認可申請を求めている、というお話し。佐賀新聞が報じた。

「地元は不愉快」という趣旨だが、肥前山口から佐賀・鳥栖よりは複線だし、高橋〜武雄温泉間は、半ば軌間変換装置のために複線化するようなものだから、それが要らないとなれば、複線区間を短縮したところで列車ダイヤに影響は及ぼさないだろう。

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その鉄道・運輸機構から、嬉野温泉駅舎の建設工事安全祈願祭挙行予定のニュースが入ってきた。諫早駅に次いで2駅目。

坂道。

九州新幹線西九州ルート・大村市内の松原トンネル長崎方坑口。トンネル内部で、長崎方に向かい降り25‰に転じ、多良岳西麓の尾根を串刺しにしつつ谷を越える区間を終え、大村市街へ向かう。


進む先には、右手に大村湾が見える。防音壁が嵌まっても海が見えるといいね。

松原トンネルからこちらは、松原高架橋工区。土木工事は完成している。尾根を越える部分はトンネルでは無く、低めの橋脚の高架橋となっている。

まもなく25‰が終わる、というところ。

ほぼ完全に低地に降りきった部分。

サイボーグ山ふたたび。

新幹線西九州ルート・彼杵川橋梁ほか工区。

着工が遅く、まだ桁が併合していない。

着工が遅かったのは、長崎方の三ノ瀬トンネル坑口地山防護に時間がかかったためだと思われる。

いやあ、何度見ても凄まじいね。今回は下から見上げてみた。

高いところから下を見おろすと足がすくむ感覚は多くの人と共有できると思うが、下から見上げても足がすくんだ。

少しでも前へ。

新幹線西九州ルートで2番目に長い俵坂トンネルの途中で、佐賀県と長崎県の境を超える。

同トンネルの長崎方坑口。

左側は彼杵川橋梁。着手が遅く、まだ土木工事が終わっていない。

俵坂トンネル坑口をズームしてみると、既にスラブ敷設用レールが見える。

一刻も早くレール敷設を進める為、土木工事完成部ギリギリのところまで手を付けているのだ。

軌道敷設中。

新幹線西九州ルートの嬉野温泉駅高架橋他工区。

レールが見えるね。拡大してみよう。

嬉野温泉駅部の高架橋は、防音壁が嵌められていないのですぐ分かる。

この部分、下り線はスラブ上にレールが敷かれている。一方、上り線はスラブ敷設用レールはあるものの、スラブがまだはめ込まれていない。

スラブ敷設車は、簡易トイレを携帯しているらしい。

なお、駅部の高架橋土木部分は完成しているが、ホームや駅舎は全く姿を現していない。

明日供用開始/駅舎工事着工予告。

JR御茶ノ水駅。下りホームのエスカレータが使用開始となっている。明日、全ホームのエスカレータ・エレベータの供用開始となる。


これで、バリアフリー化は一段落。

ただ、このままでは聖橋口に階段が必要な状況は変わっていない。駅舎工事はまだ数年続く。

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諫早駅の新幹線駅舎部の工事が始まるよ。

鉄道・運輸機構から報道発表があった。

札幌市内の工事がもうじき始まる件/広報春号。

2019年度から、北海道新幹線延伸部のうち札幌市内の工事が本格化する。北海道建設新聞が報じた。

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鉄道・運輸機構が四半期ごとに発行する広報誌の最新号を公開している。

北海道新幹線延伸工事進捗状況

毎月更新される情報だが、正月を挟んだのでリリースが遅くなった。

6.2%だって。ほとんど進んでいないじゃないか。