北へ、もっと速く!

JR北海道が、青函共用区間における来春からのスピードアップについて、正式に報道発表。4分の短縮となり、4時間を切る。

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製作中のJR東の超高速試験車両ALFA-Xの先頭車両構体が公開された。夕方のニュースでは、NHK、JNN、ANN、NNNが報じた。

360km/hって、かなり厳しい線だと思うが、実現した頃にはこっちが死んでるかもしれない。

鬼が笑うぞ来春の話/新しい新幹線試験車/相鉄12000系。

春のダイヤ改正。毎年12月末には概要が発表されるので、いつも楽しみにしていたのだが、新幹線開業などの劇的変化は当分お預けなので、ここ数年は期待感も 中くらい以下、という気分になっている。

来春の最大の目玉は、おおさか東線北区間の開業だろう。単なる通勤路線の延伸開業ではなく、使い方によっては関西線・片町線沿線から、広く新幹線ターミナル である新大阪への集客を図ることができるので、潜在性は大きいのかもしれない。

場合によっては、奈良から優等列車(先日噂になった、新快速への指定席連結などを含む)を走らせる可能性も否定できない。京都から、複線化第2期が完成した 後の奈良線に走らせた方が現実的なのかもしれないが、山陽新幹線側からだと、京都まで行かずに新大阪で奈良行きに乗ることができるサービスは、悪くないだろ う。

さてJR西は、何を思う。

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JR東から、いよいよ来た。新 幹線の試験車両ALFA-Xのデザインおよび開発状況について。編成の前後で先頭形状を変えるのは、FASTECH360と同じだ。「鼻」は一層 長い。

その他、制動距離の短縮を目指す空力抵抗板ユニットやリニア式減速度増加装置を備える。前者は、例の〝ネコミミ〟と発想は同じだが、大きな耳ではなく、小さ な突起を多く設置する。後者は、リニア式地下鉄を動かすリアクションプレートの代わりにレールを用い、推進力ではなく制動力として用いるものだと思う。レール と直接物理的に接触しない電磁吸着ブレーキのようなものだろう。

台車の安全性をモニタする自己診断装置や、着雪を減ずる構造などの新機軸も採用されている。

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相模鉄道12000 系を発表。JR直通用。2月に運用開始した東急直通用の20000系に対応するものだ。現段階でダイヤの詳細は不明だ。