上越新幹線での運用は発表されている通り(新潟支社の報道発表より)。
新潟駅で2編成が並ぶ。発車を待つ『とき320号』と、到着した『とき315号』
E4系からの置換に合わせ、数を増やしていくことに。
目指せ!みんなの悪知恵袋
登場から日が浅いが、結構早く遭遇することになった。
JR西が、北陸新幹線4年目のご利用状況を公開している。開業以来、はじめて増加した1年だったようだ。
利用状況がどのように推移していったか、月次利用状況を追っていけば大体分かる。開業日起点ではなく、年度ごとなので約2週間のズレはあるが、概ね年次推移が分かるだろう。
2015年度は、対前年比268% (開業年度…正確には開業年度の次だけど)。
2016年度は同93%。
2017年度は99%。
そして、2018年度(正確には2018/3/14-2019/3/13)は101%となったそうだ。5月頃、正式に〝年度の値〟として確定するだろう。
JR東海より、2019 年度重点施策と関連設備投資についてという報道発表。
東海道新幹線の全列車285km/h化完了に伴うダイヤ改正を2020年春、つまり来春実施することが明言された。また、N700Sを用いた360km/hでの高速度試験実施も謳われた。
JR東と違って、360km/hで営業運転することまでは目指していないだろうけど、安定性と安全性を確認した上で、遅れた時だけ速く走るなどして、ダイヤの冗長性を確保することを狙っているのかな、と思う。
JR東から、新幹線の試験車両ALFA-X まもなくデビューという報道発表。5月に落成し、4年弱の期間に、週2回程度深夜走行試験を実施するとのこと。
JR西が新幹線重大インシデントに係る有識者会議社外委員からの外部評価の受領についてという報道発表。
この中で、「取り組みの評価と課題」という項目がある。その③に引っかかった。
〝安全方針の周知現場の判断を最優先することや、安全を確認できない時は「迷わず止める」という方針が、新幹線運行にかかわる社員の共通認識として浸透しつつあることは評価される。社長をはじめとする経営層が繰り返しメッセージを発したことが意識の定着を促したと考えられる。ただ、こうした当たり前のことが、会社発足以来30年も経つにもかかわらず、今回の事態が起こるまで未だ十分には確立していなかったことは、安全が最優先されるべき鉄道会社として強く反省される必要がある〟
「迷わず止める」が、まるで本件が出来した後に確立された方針のように読み取れるのだが、「迷わず止める」は、斉藤雅男さんが東海道新幹線運行の陣頭指揮に立っていた開業直後の精神だったのではないだろうか?
新潟駅。『いなほ』と『とき』の平面乗換が可能になって以来、初めての訪問。
「平面乗換え」と書いたのは、新幹線鹿児島ルート暫定開業時の新八代のような完全なる対面乗換とは程遠いシロモノだからだ。
〝のりかえホーム〟と、『いなほ』の発着する5番線とは、改札口で隔てられている。これがホーム上に2箇所あるが、乗客はそこまで歩いて移動することを強いられるわけだ。改札口を設ける弁明はいくらでも思いつくのだろうが、かつて完全対面乗換を実施した会社もあるわけだから、要はやる気の差か。
JR東海が社長会見で、次期新幹線車両「N700S」量産車の仕様および投入計画について発表。
2020年7月に営業運転開始。2022年度末までに40編成投入。
搭載するリチウムイオン電池の容量が何Ahなのか知りたいね。
既に数年前から速度向上試験が行われていたので既定路線ではあるけれど、盛岡〜新青森間の320km/h運転化について報じられた。
ヤフーニュースのもとは、朝日新聞。
共同通信は、その費用についても報じた。
ほとんどトンネルばっかりだと思うが、200億円もかかるのか。
さらにトンネルだらけの北海道新幹線(取り敢えず青函共用区間以外で)で同じ工事を行ったら、どのくらいかかるやら。認可変更して、建設中に対応工事を盛り込んでしまえばいいと思うのだが。
今春から最高速度160km/hに引き上げられる青函共用区間。地震などで210km/hを目指した試験は延期になっているが、それでも180km/h試験は良好な結果だったようだ。
さて、新しい時刻表が公表されるのもまもなくだな。
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今日の午前、東京都心で初雪を観測。最高気温は6.2℃だった。