暫定的措置。

在来線高架化事業の第1期が完成した新潟駅の在来線改札内コンコース。

この部分は完成形なのだが、ここへのアプローチがまだ仮設状態。万代口からはかなり歩くし、8/9番線に至っては・・・・。

最終完成までは1番線がなく、2番線から使えるのだが、ホームの半分がまだ未完成なのだから、コンコースからのアプローチも仮設。エレベータもエスカレータもなく、御茶ノ水駅のお茶の水橋口で最近まで使っていた、車椅子用のリフトが取り付けられている。

続く。

ナンチャッテ対面乗換え。

新潟駅。『いなほ』と『とき』の平面乗換が可能になって以来、初めての訪問。

「平面乗換え」と書いたのは、新幹線鹿児島ルート暫定開業時の新八代のような完全なる対面乗換とは程遠いシロモノだからだ。

〝のりかえホーム〟と、『いなほ』の発着する5番線とは、改札口で隔てられている。これがホーム上に2箇所あるが、乗客はそこまで歩いて移動することを強いられるわけだ。改札口を設ける弁明はいくらでも思いつくのだろうが、かつて完全対面乗換を実施した会社もあるわけだから、要はやる気の差か。

月次情報3社。

JR西日本JR東海JR東日本の最新月次情報。

JR西こちら。北陸だけが振るわないように見えるが、昨年は、他線区が運休した一昨年度の増加による反動減である由。

JR東海こちら。新幹線は相変わらず好調。

JR東こちら。以前から、線区別の詳細は公表していない。全体としては好調のようだ。

新規開業路線の運賃/線路移設。

JR東日本から相鉄・JR直通線に関わるJR線区間の運賃等について報道発表。共用の横浜国大前駅から相鉄側へ乗り入れる際は、相鉄側の運賃を単純に加算する、としている。

一方の相鉄も同日に発表したが、相鉄側は分岐駅の西谷から共用の横浜国大前駅まで、普通運賃に30円を加算するよう認可申請している旨、告知した(相鉄・JR直通線の運賃認可申請について<相模鉄道(株)>)。

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もう一件、重要そうな報道発表がJR東日本から。品川駅のお乗り換え利便性向上と混雑緩和及びバリアフリールートの拡充に取り組みます 。

もっともこれは既定路線かと。京浜東北線南行きが5番線に移設した際に読めていたし。

JR版 羽田アクセス環境アセス手続き実施

忘れてたけど、JR東日本より「羽田空港アクセス線(仮称)の環境影響評価手続きの実施について」という報道発表。

環境アセスの対象になるのは計12.4kmだが、既設(営業休止区間含む)の貨物線を使えるため、純然たる新線というのは意外に短くなるはず。それでもかなりの工事量になるはずだ。

S-net利用拡大。

先日、JR東日本新幹線早期地震検知システムへの海底地震計情報の追加導入について発表していた。S-netの利用は、房総沖の領域のみ既に実施中だが、今回は日本海溝沿い北側エリアの海底地震計システム利用が一気に拡大。今後、一番懸念されるS5エリアで起きる巨大地震への対応が、最大7秒ほど早くなると思われる。

相乗り?併合?

JR東海が、やっと在来線特急のネット予約システムを稼働させた・・・と思ったら、JR西日本e5489に乗っかるらしい(→報道発表)。

個人的には大きなメリット。なぜなら、JR東海のエクスプレスカードが西日本ではメリットがなく、途中で解約してJR−WESTカードに変更して今まで使っているから。元々、東海道・山陽新幹線のエクスプレス予約用だが、e5489はもちろん九州でも使えるし、広範に使える。JR旅客全社を利用するが、カードが2枚で済む(もう一枚はJR東のビューカード)なら御の字じゃなかろうか。

願わくば、旅客6者共通のポイント制を導入して欲しい。バラバラじゃ航空機には勝てない。既に完敗に近いのに。