果たして中身を伴うか?

こちらも先週の件だが、JR西が、「女性活躍および次世代育成に関する行動計画」の策定についてという報道発表をした。

法や制度が両性の平等を謳ったところで、〝ガラスの天井〟と表現される障壁が立ちはだかり、女性の活躍が阻害されることはしばしばある。現政権からして、男尊女卑を公言して憚らない、恥ずべきエセ愛国カルト組織=日本会議の方針の元に全てが動いている。そもそも政府の謳う〝男女共同参画〟という言葉が欺瞞に満ちているではないか。なぜ明確に〝男女平等〟と言わないのか?今の男性に近い働かせ方を受忍できる女性は働いても良いが、そうでなければ家庭で子どもを産み育てていろ、という意図が、政策からはミエミエなのだから。低出生率や婚姻率の低下は、日本という体制が、女性からそっぽを向かれている証左である。それを一切改善しようとせず、先日の報道によれば、こともあろうに「子連れ出勤」の推奨まで始めるていたらく。そんなのが現実的だと思うところが、如何にも子育てに参画した経験のない、頑迷固陋な保守主義高齢男性たちの戯言だ。

ああ、それで思い出した。滅多に報道されないが、内閣支持率の男女差は面白いよ。歴然としている。調べてみるといい。

政権が国民の足を引っ張る以上、頼るべきは民間の有志である。JR西に対しては、果たして中身を伴うかどうか懸念があるが、生暖かい目で見守ろう。

「自分でやろう」

JR西日本が定例社長会見

この中で、「現在駅係員が担っている業務については、少人数でもより高い安全・CSが持続的に提供できる体制を構築していきます」と説明している。要は〝今後は社員も減って従来通りの駅業務がやってられないから、お客さんができるところは自分でやって〟という宣言である。

若年層は、ネット予約やらICカードやらに対応可能だろうが、鉄道のコアな顧客である高齢者がついて行けなくなる懸念がある。

再び輸送増。

JR西が、月次利用状況を更新した。北陸新幹線の輸送量が、昨年度第4四半期から4四半期連続して対前年同期100%を上回る実績を残していることがわかった。

開業2年目から伸び悩んでいたのだが、再び増加傾向にある。めでたいが、空路を廃止に追い込んだわけでもなく、要因は何だろう?やはり海外観光客が増加しているのだろうか。

相乗り?併合?

JR東海が、やっと在来線特急のネット予約システムを稼働させた・・・と思ったら、JR西日本e5489に乗っかるらしい(→報道発表)。

個人的には大きなメリット。なぜなら、JR東海のエクスプレスカードが西日本ではメリットがなく、途中で解約してJR−WESTカードに変更して今まで使っているから。元々、東海道・山陽新幹線のエクスプレス予約用だが、e5489はもちろん九州でも使えるし、広範に使える。JR旅客全社を利用するが、カードが2枚で済む(もう一枚はJR東のビューカード)なら御の字じゃなかろうか。

願わくば、旅客6者共通のポイント制を導入して欲しい。バラバラじゃ航空機には勝てない。既に完敗に近いのに。

ラクはり/ダセ/自動運転。

しばらく前になるが、JR西から大阪〜姫路間の通勤特急『らくラクはりま』運行開始について報道発表があった。来春から。

使用車両は289系。えっと、これ誰だっけ?外見から判断すると、689系から交流対応装備を外したヤツだったかな?昔だったら即答できたことが、最近は難しくなっている。

***

JR東が、例の高輪新駅の駅名を正式発表。ダサ過ぎ。恥ずかしくて乗降する気が失せる。

***

そんなことより、山手線E235系で自動列車運転装置(ATO)等の試験を行いますの方が遙かに重要だな。

お金と時間があればね。

カニが江戸に攻めてきた。

いやあ、自分で殻剥くの面倒くさいんですけど。

カニでアピール出来るのは、中高年以上の層だけだと思う。あと20年もしないうちに、急に売れなくなると思うよ。別の商品を開発した方が良い。

冬に富山へ行くなら、甲殻類以外だな。何と言っても魚津のカワハギが最優先。

 

 

新大阪へ直行。

JR西からおおさか東線の運行体系などの概要について報道発表があった。新大阪〜久宝寺の普通が基本で上下各4本/時。そして、新大阪〜奈良直通の快速が、一日に上り4本・下り4本運転される。これらは元々、放出からJR東西線を介して尼崎に乗り入れていたのを振り替えるものらしい。梅田のビジネス街に向かう需要と、新幹線乗換とを天秤にかけた結果そうなったようだが、元々この程度の本数なので、大勢に影響はないだろう。奈良から新幹線に乗る旅客の大半は京都へ向かうだろうし、恐らく「たまたまあったから乗る」程度。それよりも大阪東部から発生する需要の方がずっと大きいだろう。他路線との乗り換え駅も多く、潜在的新幹線フィーダー客を掘り起こしてくれるはずだ。

新大阪直通需要が増えれば、片町線からの直通など、さらにいろいろなサービスが検討されるだろう。

第2四半期決算/座席未指定券ver. 2/雪が減った。

JR本州旅客3社が第2四半期決算を発表。

JR東: 第2四半期決算短信第2四半期決算について。新幹線の輸送量(人キロ・以下同じ)は前年同期比+0.9%。

JR海: 平成31年度3月期 第2四半期決算短信。新幹線の輸送量は前年同期比+2.2%。

JR西: 2019年3月期 第2四半期決算短信決算短信補足資料。新幹線の輸送量は前年同期比+1.3%。

***

JR東から、中央線特急に新たな着席サービスを導入しますという報道発表。要は常磐線特急『ひたち』『ときわ』でも導入されている〝未指定券〟のような制度を導入するということ。指定の有無は、座席上のLED3色ディスプレイで示すのも同じ。

“第2四半期決算/座席未指定券ver. 2/雪が減った。” の続きを読む