岡山市の2020年度予算案。いよいよ路面電車の駅前広場乗り入れやネットワーク化、吉備線LRT化に予算をつける。予算案概要。駅前乗り入れについては市長の公式会見でも触れられている。
吉備線のほうは半端な予算額。調査費にしては多いので、用地取得など具体的な進捗があるのかもしれない。
目指せ!みんなの悪知恵袋
小田急。昨年念願の代々木上原〜登戸間の複々線化を供用開始させたが、今年は新宿口各停の10連化をさらに進める。特急の増発や車両変更なども伴う。また夕刻下りに、新百合ヶ丘駅の多摩線ホームを小田原線の一部列車に解放することで事実上小田原線の下り副本線を2線とし、本線1線と併せ計3線として運用する。同駅手前での頭打ちを防ぐ。
西武。本日になってやっと発表された。池袋線・秩父線の全特急列車を001系La Viewに置き換え。下りS-Trainの小手指まで運転区間を延長すると共に、練馬を停車駅に加える(降車専用)。今までも運転停車していたので、所要時間は変わらない。また、有楽町線の普通を日中2本増発する代わりに、地下鉄直通Fライナーを新桜台通過とすることで所要時間を短縮する。休日の観光用に運転されていた池袋〜秩父鉄道方面乗り入れのクロスシート車4000系急行・快速急行は、池袋〜飯能間の運転を取りやめる。新宿線系統では、観光用に本川越行きの快速急行を日中2本運転する。
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JR西が、城端線・氷見線の未来に向けた検討着手について報道発表。〝LRT化などを富山県及び沿線自治体に提案〟とある。
元々は地元が温めていた案だったのではないかとは思うが、具体化に向けJR側から口火を切ったというのが注目される。同社としては、経営を分離したいがインフラ部の更新については全面的に協力する、という肚だと推察される。
国交省から「岡山電気軌道株式会社からの軌道事業の特許申請(軌道延伸)について」との報道発表。先日の広電経路変更の件と同じく、〝運輸審議会に諮らないで処分等を行うことができる(軽微な)事案〟と認定された。
えっと、これは文章をそのまま読めば、「審議会には諮問しない」というだけで認可ではないと理解できるが、認可は時間の問題、ということだろう。
今後は交通量調査などを予定している由。
参考:路面電車岡山駅前広場乗り入れ検討(岡山市)
富山駅連続立体化事業のうち、あいの風とやま鉄道部分の高架化が完成したので、路面電車南北接続事業が進捗し、2020年3月21日に念願の直通運転開始が決まった。
事業形態は、富山ライトレールが富山地方鉄道に併呑される形だ。言うまでもないが、利用者の視点では2社の相互直通運転という形よりも、このほうが望ましい。運賃を分割されては割高となり利用も進まず、何の為に接続したのか分からなくなってしまう。
この経営上の変更については地元紙に広告が掲載されたらしい。ところが両社の公式HPは、未だにこの件については一切触れず沈黙したままだ。両社にとっては〝一大事〟のはずだが…
一方、大々的に宣伝しているのは富山市だ。専用HPまで開設しPRしている。
事業を誰が主導したかを考えれば、分からなくはないな。
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先月24日、路面電車乗り入れを含めた岡山駅前広場のあり方検討会第8回検討会が開催され、岡山電気軌道の岡山駅前広場への直接乗り入れが決定された。周囲のデザインは今後検討するようだが、今まで道を渡ったり地下道を通らないと電停にアクセスできなかったのが、劇的に改善することになる。実に喜ばしい。
それにしても、熊本市電や長崎電軌をここまで駅舎に近づけられなかったのは残念だ。
現在整備が進む、宇都宮市・芳賀町LRT事業第1期工事だが、ほんらい宇都宮駅の東側・市街中心方面に走るようになって初めてその本領を発揮するはずである。その第2期工事の障害の一つが、長城のように横たわる東北線をどうやって越えるか、ということだ。
このほど結論がまとまり、結果が公表された。要は、新幹線の下・在来線の上を通る。市のHPには未だ載っていないようだが、NHKが報道した。動画で紹介。
なお、しばらく見ない間に、宇都宮市のLRT専用情報ページ「MOVE NEXTうつのみや」に工事情報が掲載されていた。
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wordpressを用いたこの環境、画像をアップロードすると、画質が低くて閉口する。そこで、環境外に置いた画像へハイパーリンクする、という方法を採ることにした。タグ付きテキストを編集するのがちょっと手間だが、皆さんには鮮明な画像をご提供したいし、第一、自分が満足したい。