カード1枚で新幹線。

JR北海道・東日本・西日本より、「新幹線eチケットサービス」が始まります!との報道発表。ネット予約した東北・北海道・上越・北陸新幹線を、交通系ICカード1枚で利用できるというもの。

詳細は「新幹線eチケットサービス」とは?(JR東)から参照できるが、乗車券と指定券一体型の商品が利用できる。要するに「えきねっと割引」利用時にわざわざ発券していた手間が要らなくなるということ。乗車券と指定券が一体化しているという条件で発売される、割引が利かない利用条件(JRでは〝商品〟と呼称している)でも乗車可である。

えきねっとで実際に指定券を予約する場合、以下のような画面が表示される。これを見ると、えきねっとトクだ値が新幹線eチケットに組み込まれていることが前提になっているのがわかる。

つまり、クレジットカードを登録してえきねっと予約は可能でも、交通系ICカード(スマホと連携しているのはOKだろう)がなければえきねっとトクだ値が利用できないことになる。実際、上記画面で「トクだ値とは?」をクリックすると、上述の「新幹線eチケットサービス」とは?に案内されるようになっているが、恐らくその判断で間違いないだろう。で、その件が明文化されている部分を探しに行ったら、案の定あった。

このようにしてしまうと、交通系ICカードを日常的に使用する機会がない地方の人は、スマホのApplePayなどのメニューから慌ててSuicaなどを連携させる羽目になるわけだ。

ところで私が使うのは、決済に使うクレジットカードがSuicaと一体になっているものである。決済カードを「えきねっと」に登録してあるから、わざわざICカードも登録せずに済むかな、と思ったら甘かった。会員の登録情報メニューから「ICカード情報」を選択し、そこから利用するICカードを登録する必要がある。

使用する交通系ICカードは、複数登録することが可能らしい。

喫煙率高い地方の件/悲願の日、近づく。

JR北海道「喫煙室内を除く駅構内禁煙化」及び「駅構内・列車内のゴミ箱設置見直し」の実施について報道発表。 要は今までオープンだった意味の無い喫煙スペース自体を廃し、喫煙室以外での喫煙を禁じたということだ。

一方JR東海東海道・山陽新幹線ネット予約サービス「エクスプレス予約」 および「スマートEX」における商品の充実等について報道発表。

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南北直結を目指して整備が進められて来た富山の路面電車、2月1日未明ついに試運転にこぎつけた。

どうしようもない。

今日の長崎新聞。

「見守るだけでいいのか」とはいえ、国が佐賀県に規格問題で迷走したことを真摯に謝罪しなければ先に進まないって分かってるかな?

駅3題。

JR西日本よりJR難波駅が直流電力変換装置により「エコステーション」にという報道発表。山陰線東浜駅、東海道線摩耶駅に続くもの。

同じくJR西よりJR富山駅NKビル着工について~2022年春開業予定~の発表。

一方JR東日本からは、JR板橋駅直結 「JR板橋東口ビル」が開業します! ~2020年6月11日(木)開業~ という発表。テナントを見ると、どうも既視感が。これ、周囲のいくつかの建物に入っていたのを統合するのでは?いずれにせよ、とても小規模なビル。

廃車に120億円/大黒柱。

JR東日本四半期短信。そのなかに台風第 19 号による被害額および業績予想の修正に関するお知らせがある。北陸新幹線の運休に伴う営業収益の減少などが180億円。その他、長野新幹線車両センターの復旧費用が165億円、E7系8編成の廃車解体に120億円を特別損失として計上した由。一部は保険金で充当するもよう。

同日、JR東海も四半期短信を公表。第3四半期迄累計の東海道新幹線の運賃収入は、対前年同期比₊2.4%の1兆0060億円・在来線は813億円。連結営業収益累計は1兆4480億円なので、新幹線の利益は文字通り〝桁違い〟であり、同社の利益を生み出す根幹である。なお四半期累計の純利益は3929億円。

関東私鉄春期ダイヤ改正(2)/聞いてびっくりJR西の発表。

小田急。昨年念願の代々木上原〜登戸間の複々線化を供用開始させたが、今年は新宿口各停の10連化をさらに進める。特急の増発や車両変更なども伴う。また夕刻下りに、新百合ヶ丘駅の多摩線ホームを小田原線の一部列車に解放することで事実上小田原線の下り副本線を2線とし、本線1線と併せ計3線として運用する。同駅手前での頭打ちを防ぐ。

西武。本日になってやっと発表された。池袋線・秩父線の全特急列車を001系La Viewに置き換え。下りS-Trainの小手指まで運転区間を延長すると共に、練馬を停車駅に加える(降車専用)。今までも運転停車していたので、所要時間は変わらない。また、有楽町線の普通を日中2本増発する代わりに、地下鉄直通Fライナーを新桜台通過とすることで所要時間を短縮する。休日の観光用に運転されていた池袋〜秩父鉄道方面乗り入れのクロスシート車4000系急行・快速急行は、池袋〜飯能間の運転を取りやめる。新宿線系統では、観光用に本川越行きの快速急行を日中2本運転する。

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JR西が、城端線・氷見線の未来に向けた検討着手について報道発表。〝LRT化などを富山県及び沿線自治体に提案〟とある。

元々は地元が温めていた案だったのではないかとは思うが、具体化に向けJR側から口火を切ったというのが注目される。同社としては、経営を分離したいがインフラ部の更新については全面的に協力する、という肚だと推察される。

関東私鉄春期ダイヤ改正(1)

東京メトロ。JRダイヤ改正に合わせ、同線に相互乗り入れがある東西線および千代田線のダイヤを若干変更。

東武3月14日改正。野田線全線での急行運転を開始。とはいえ、春日部〜運河は各停になる。

東武6月6日改正では、メトロ日比谷線恵比寿〜伊勢崎線久喜間に、L/Cカー70090型を用いた有料座席指定列車『THライナー』の運転を開始する。朝通勤時に上り2本、夜退勤時に下り5本を運転する。

京王。5000系L/Cカーを用いた有料座席指定列車『京王ライナー』の増発が主眼

関西私鉄春期ダイヤ改正

近鉄。新型80000系名阪特急『ひのとり』運行開始や奈良線の阪神線直通快速の6連を土日に8連化するなど。

阪神。上記の近鉄奈良線直通列車に関し、尼崎駅での併結・解放が不要になる列車は所要時間の短縮が図られる。なお、阪神線に8連を入れにくいのは芦屋駅ホーム両側に接する踏切でホーム延伸ができないためだが、8連は芦屋を通過することで対応する。

山陽平日朝ラッシュ時間帯の下りS特急新設や網干線の運行本数増など。

阪急。阪神や山陽の変更に伴う軽微なもの。