延びるぞ、岡山。

国交省から「岡山電気軌道株式会社からの軌道事業の特許申請(軌道延伸)について」との報道発表。先日の広電経路変更の件と同じく、〝運輸審議会に諮らないで処分等を行うことができる(軽微な)事案〟と認定された。

えっと、これは文章をそのまま読めば、「審議会には諮問しない」というだけで認可ではないと理解できるが、認可は時間の問題、ということだろう。

今後は交通量調査などを予定している由。

参考:路面電車岡山駅前広場乗り入れ検討(岡山市)

両社公式沈黙。

富山駅連続立体化事業のうち、あいの風とやま鉄道部分の高架化が完成したので、路面電車南北接続事業が進捗し、2020年3月21日に念願の直通運転開始が決まった。

事業形態は、富山ライトレール富山地方鉄道に併呑される形だ。言うまでもないが、利用者の視点では2社の相互直通運転という形よりも、このほうが望ましい。運賃を分割されては割高となり利用も進まず、何の為に接続したのか分からなくなってしまう。

この経営上の変更については地元紙に広告が掲載されたらしい。ところが両社の公式HPは、未だにこの件については一切触れず沈黙したままだ。両社にとっては〝一大事〟のはずだが…

一方、大々的に宣伝しているのは富山市だ。専用HPまで開設しPRしている。

事業を誰が主導したかを考えれば、分からなくはないな。

3両編成に運転台が6つ。

電気式ディーゼル車GV-E400系気動車の大量投入が決まったJR東日本の新潟地区。3月改正から40両が磐越西線・羽越線・信越線・米坂線で運用され、キハ40を駆逐することが発表されている。

新津駅に佇むGV-E400系3両編成

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8,148,710件/日

鉄道各社から合同で、「交通系電子マネーのご利用件数が最高記録を更新!1ヶ月あたりのご利用件数が2億5千万件を初めて突破しました!」という報道発表。昨年12月に2億5261万件の利用があった由。

1日当たりにすると、814万8710件ということになる。

ところで〝利用件数〟とは何だろう?私の通勤定期も電子マネーだが、自動改札を通る度に「1件」と計算するのだろうか?鉄道利用の場合、入場したら出場するので、入出場セットで1件と数えるのだろうか?また、私は1枚の通勤定期で2社使い、往路あるいは復路だけで入出場を2回するのだが、それは2件なのだろうか?

買い物はそれぞれ1件なのだろうが。

「暫定ダイヤ終了」と言われても…

JR東日本よりとの北陸新幹線暫定ダイヤ終了について報道発表。

3月14日のダイヤ改正を機に、

「北陸新幹線の定期列車は台風19号による被災前と同じ本数に戻ります」

ということなのだが、10編成も喪失したので、臨時列車の設定に重大な支障を来しているのは変わらない。

以前から噂されている、上越新幹線に投入予定のF2X編成を流用するという話もまだ公式発表が無いし、仮にそうすることで必要になりそうなE4系に延命措置を施す可能性についても音沙汰がない。

細かい区別

西武鉄道アプリの列車位置情報。

40000系のLong/Cross車と、Long固定車をちゃんと区別していて偉い。

 

Long固定車。実車には、黄色い部分に’Long’と描かれている。
L/C車。小さくて分かりにくいが、青い部分にLong/Crossと描かれている。

徐々に加速。

「青函共用区間での210km/h運転が年内に実現」と読売などが報じた。

読売新聞2020年1月5日付

青函トンネルの通過は3分短縮される。共用区間全体ならば、5分程度の短縮にはなるだろうか。

これ以上のスピードアップは難しい。国交省のワーキンググループ(WG)で、どのような検討が為されたかふり返るために、今日はリンク先だけ確認しておきたい。

青函共用走行区間技術検討WG

青函共用走行区間等高速化検討WG