バスの相互直通運転?

瓢湖へのアクセス。

最寄り駅は羽越線の水原だが、なにしろ列車本数が少ない。時間帯によっては新潟交通バスで、万代シティバスターミナルや新潟駅前からのバスが便利だ。

ところが、同社HPから路線や時刻表を検索しようとしても、「瓢湖前」のバス停を見つけることはできない。新潟市街からのバスは、水原(駅前)止まりという扱いだ。路線別時刻表を注意深く見ると、〝瓢湖接続〟という極めて小さなフォントの字を見つけることができるのだが。

恐らく水原(駅前)〜瓢湖間は、新潟交通の子会社と思しき「新潟交通観光バス」の路線なのだ。こちらにはしっかり時刻表が載っており、しかも万代シティバスターミナルへ直通することがわかる。会社が違うのであくまで別系統として分割するのだろう。実際バスは瓢湖前〜新潟市街へ直行し、乗客にとっては会社間跨がりを意識することはない。ただ、あくまで別系統ということで、結果的に水原の市街地で、同じ道を2度通る区間が生じる。

自然との(悪い)関わりあい方

阿賀野市・旧水原町の瓢湖。一定年齢以上の日本人なら教科書で習ったと思うが、〝白鳥の湖〟である。

湖とはいえ、人造の貯水池であり、周囲の水田を潤すのが役割であったそうだ。

位置はこちら
この時点に於ける白鳥の飛来数が書いてある。

ところで、ここに多くの白鳥が飛来するのは昭和30年代に餌付けしたからだと初めて知った。教科書でしっかりお勉強していれば、そう書かれていたのを記憶していたかもしれない。

ご覧のように、ハクチョウも他のガン・カモ類(写っているのはオナガガモが多い)も、人が近づくと寄ってくる。餌付けするのは野生動物との好ましい関わり合い方ではない、と今では誰もが理解していると思うが、昔はそんな不適切事例が教科書に載ってしまったわけだ。

バスの街?

新潟駅連続立体化工事の続き。

3番線の白山方から工事部分を見る。
東京方。1番線路盤の床板が完成したところ(左)と未完成の部分(右)
東京方。1番線の路盤を作成中の箇所。

事業の様子は、新潟市の新潟駅付近連続立体交差事業のページを参照のこと。経時的進捗状況も公表されている。

高架化事業が完成した後の高架下については、バスを乗り入れさせ、南北一体のバスターミナルにする予定(→新潟駅駅前広場整備事業)。この事業は、〝人と環境に優しい交通を目指して〟と謳われるにいがた交通戦略プランの一環であるが、既に実施した基幹バスの導入及び路線バスの再編は、あまり市民の評判が芳しくないと伝え聞いている。

個人的には、大規模な在来線全面高架化に資金を投入するよりも、白新線の優等列車のみを通して新幹線との平面乗り換えを実現する(これは既に供用開始済)だけの規格にし、越後線は白山駅付近から市役所前〜古町〜萬代橋〜新潟駅前を、信越線・白新線の普通列車を上沼垂(信)付近から新潟駅前にそれぞれ地上を走行するLRTにし、相互を接続する方が、街の活性化には遙かに良かったのではないかと思う。

あと1線分に2年。

新潟駅連続立体化工事が進む。

2018年4月15日より2〜5番線の高架駅部分の供用が開始されており、残りの1番線部分の線路とホームの工事が進む。地上では東方に仮設8/9番線が稼働中。完成は2022年度中とされている。

左が2番・右が3番。2番線は将来の1番線と島式ホームを構成することになるが、半分だけ完成し使用している。2番線は半端な供用なのでエレベーター・エスカレーターがなく、利用者に不便を強いている。
白山方を見る。高架の右側(北側)に1番線ホーム(現2番線ホームと合体予定)と線路路盤を建設する。高架駅舎から張り出した「V」の字が、2番線ホームへの仮設階段である。左が旧1番線と万代口方。
東京方を見る。8番線に停車中なのはE129系電車。
2番線ホームの下から、将来の1番線の路盤を覗く。
2番線ホームの白山方末端部分。1番線部分の床板が立ち上がりつつある。

佐賀県向けに法改正も視野。

武雄温泉〜長崎間の建設が進み、土木工事はほぼ完成した新幹線西九州ルート。しかし、フル規格化で負担が増えるのを懸念する佐賀県の強硬な反対で、新鳥栖〜武雄温泉の着手は宙に浮いた状態である。

かような状況下、国が佐賀県の負担を軽減すべく現行スキームを変更するため法改正に乗り出すか、というニュース佐賀新聞が元旦付けで報じた。

上記からリンクも辿れるけど、ヤフーニュースはそのうち切れるから、記事の画像を貼らせていただく。

「他の整備区間との調整が必要」とはその通りで、隣県の長崎と調整するだけでは済まない。佐賀を特別視するための立法となれば、従来スキームで多大な地元負担を強いられた道県が黙っているはずがない。

国が佐賀に対してした約束…GCT導入を前提に整備すること…を反故にした〝罰則〟という位置づけで、現行スキームを維持したまま別の法的手段を取れないものだろうか。でなければ、解決まで気の遠くなるほどの作業量と時間が必要になりそうだ。

西九州ルート関連では、長崎新聞も〝新幹線長崎ルート 「博多-佐世保はリレー方式も」JR九州社長インタビュー〟という記事を報じた。要するに、西九州ルート全線フル規格開業が実現した際、武雄温泉での対面乗換を、現計画の対長崎方面の代わりに、対佐世保方面へ振り替える、という内容だ。

これはこれで問題がある。全線フル規格で開業したなら、在来線ホームに接する新幹線ホームは上りだけである。上り本線を支障する形で、下り列車をわざわざ上りホームに入線させるのだろうか?

駅舎内に電停。

広島電鉄JR西日本および広島市などは、これから整備するJR広島駅新駅舎内への軌道線乗り入れ及び駅前ルート変更計画を温めてきたが、そのうち軌道線乗り入れおよび駅前ルート変更の広電関連部分に関し国土交通省はきょう、「広島電鉄株式会社からの軌道事業の特許申請(軌道延伸)について」と題し発表。利害関係者の異議申し立て等の可能性がなく、運輸審議会などに諮る案件では無いとして、「申請通り認可」となった。

計画の詳細についてはこちら(国交省)。これで我が国でも、鉄道駅内にトラムが乗り入れるという欧州ばりの風景を見ることができるようになる。

被災状況と思わぬ迂回路

昨日JR東日本は、台風19号による管内路線の被災状況の概況を発表した(台風19号によるJR東日本管内の設備等の主な被害状況について)。

新幹線は、普通車全車自由席扱いの『あさま』が東京〜長野間を走っているが、土砂流入や擁壁崩壊のため中央線は不通。中央道も不通になってしまったので、甲州の人は困ってしまった東京へ行く術がないのだ。

そこで、密かに浮上してきたのがJR東海だ。JR東日本管内中央本線運転見合せに伴う臨時列車の運転等について発表し、その中で身延線に臨時快速を運転すると公表したのだ。さらに中央西線『しなの』に増結。思わぬ乗客増に対応することになった。

 

夜が明けて惨状が…

台風19号は「非常に強い勢力」で伊豆半島に上陸した。

https://twitter.com/nekoacademy0/status/1182998099196698626?s=20

風よりも雨がひどい台風だった。千曲川が決壊・破堤し、大変な事になっていた。

「標高はほとんど変わらない」と呟いたのだが、この時点で私は既に知っていた。破堤位置よりも長幹所の方が、2メートル前後標高が低いことを。

10編成が被災。マトモに動かせそうもない。『つるぎ』はほぼ時刻通りに運転したらしいが、『かがやき』『はくたか』は全面運休。『あさま』は東京〜長野間で午後から運転を再開した。

長幹所では職員が孤立。避難指示が出ているため、被災状況を調べるために、新たな人員を投入できなくなっている。それよりも先ず、孤立した職員を救出するのが最優先だった。

台風襲来。

台風来た。

https://twitter.com/nekoacademy0/status/1182831864534327297

私もいろいろ呟くことにした。

https://twitter.com/nekoacademy0/status/1182907238475649024?s=20

https://twitter.com/nekoacademy0/status/1182910997561917442?s=20

https://twitter.com/nekoacademy0/status/1182858355578007552?s=20

気圧変化を記録してた。

https://twitter.com/nekoacademy0/status/1183008560814284804?s=20